

前回紹介したラチェットハンドルNoga GP0200ですが、古いSnap-onに頭裏が似ていました。

36ギアで音もよろしく安値のラチェットの中では、私的によく出来ていると思ったのですが1カ所だけ気に入らないのがダサい樹脂グリップです。
滑り止め付いて使いやすそうですが、派手好きな私は、ちょっと物足りない。

以前Snap-on旧樹脂グリップをリサイクル店にてセットで購入したのですがメイン工具Snap-onは、赤で統一しているので使わないで有ろうピンクの旧樹脂グリップが余っております。
このピンクの旧樹脂グリップをNoga GP0200に入れてノガップオン!にして楽しみたいと思います。
まず、Noga GO0200の純正グリップを抜いて芯の寸法を測らないと入るのかも分かりません。

Noga GP0200の樹脂グリップは、押し込んでいるだけななのか?
接着されているのか?
とりあえず叩いてみたが取れません。

グリップを綺麗に抜いても絶対ゴミ箱行きなので細いドリルで数カ所穴開けてマイナスで広げるとパクパクしますから接着されていない感じです。
グリグリしたら抜けました。

Noga GP0200は、芯の長さが約61.5mm

太さは、下の方が直径約10.9mm

上の方が直径12mmです。(後で計ったら11.8mmでした。)

11.5mm位のドリルで65mmほど穴を広げたら入りそうですが
この芯の形状だとそれだけでは、注射器みたいになって中の空気が逃げないので失敗します。
樹脂グリップお尻に小さな空気抜きの穴を開けるか芯に空気抜きの溝を掘るかしないとダメですね。

樹脂グリップに穴の方が楽ですが回転方向のズレ防止の役目も出来る真に空気抜きの溝をグラインダーで掘りました。

では、Snap-on樹脂グリップの穴を拡大するために在庫のドリルからチョイス。
最終、11.9mmまで広げます。

ボール盤を使って樹脂グリップの穴を広げます。

最後の11.9mmは、芯の太い所(40mmほど)で止めましたので奥の方は、11mmの穴です。
何回か、Snap-onソフトグリップから旧樹脂グリップに交換しましたが最初に穴が有るので手で持って少しずつ入れていくのが一番まっすぐに入ります。

位置合わせして素手で入るのは、ココまでなので後は、ゴムハンマーで叩きます。

グラインダーで空気抜きの溝を作りましたが丸い刃なのでこの辺まで来たら溝が無いので空気抜けないのか、なかなか入らない!(^_^;)

叩く事、50発以上...Snap-on樹脂グリップがNoga GP0200に入りました。
接着剤は、使っていませんがまず抜けないでしょう。

ノガップオン! Noga GP0200改
出来上がりましたので仕事の昼休みにスタジオで一人撮影会!

Snap-on旧樹脂グリップは、長年使っているのでやはりしっくりきます。

Snap-onプッシュリリース式ラチェットハンドルと比べて見ました。


プッシュリリース式は、オイルやグリスの付いた手袋を付けていてもソケット交換が出来るから私は、好きです。

ノガップオンをなぜ作ったかと言いますと昔使っていたKTCやToneのソケットが余っているので自宅でちょっとだけラチェットレンチを使いたい時にその辺に転がしておける気を遣わないラチェットハンドルが欲しかったんです。
それにDIY工作で遊べましたからね。