私の釣り師匠（爺さん）は、私が小学生の頃にCMで有名な
がまかつ がま磯MARKⅡGOLDを使っていました。
いつもリールを付けたがま磯MARKⅡGOLD1本だけ持って残りのクーラーや釣り道具は、私が持ち電車で神戸の渡船乗り場まで行き和田防がホームグラウンドでした。
亡くなる5年ほど前に
『孫の中でおまえが一番釣り吉だから、わしの形見として渡しとく。』
と私が20代の頃（30年ほど前）にがま磯MARKⅡGOLDを譲り受けました。
当時、Uガイド穂先の前打ち落とし込みがメインだった私は、ほとんど使わずじまいでしたが
有る日、不注意で穂先を折ってしまいそこで思いついたのが1番だけUガイド穂先にならない物か？
当時は、インターネットの情報なんか無い時代なのでUガイド穂先だけの購入は、難しく使っていた前打ち落とし込み竿から異色して太さを合わせる為加工しました。
出来上がったがま磯MARKⅡGOLD改 落とし込み仕様は、当時の私に取って最高の竿で波止釣りは、もちろん海上釣り堀（竿規規制が無い）でも使い、へちさぐり銀治郎を購入するまで、メインの竿でした。
さすがに40年以上経つとクリア塗装が半分位剥がれて見窄らしくなっていたので思い切ってDIYウレタン塗装にチャレンジします。
ウレタンクリヤーEX・EX塗料共通うすめ液
釣り具用の2液ウレタンクリアーと専用薄め液を購入しました。
文字が細かいので使ってからこのブログ用の写真にて初めて読みました。（笑）
2液ウレタン塗装は、自動車部品やアルミホイールなどで何度か塗っていますが我が家のエアーガンでは、デカいので筆塗りで塗ってみましょう。
仕事の昼休みに紙やすり400番でちまちまクリア塗装を剥がし足付けしますが
カーボンの段差が有るので溝深くまでは、クリア塗装取れませんでした。
その後、パーツクリーナーで油分を取って塗装に入りましょう。
1日1本塗るから本日から3日間、会社写真スタジオは、火気厳禁！モクモクするの無し！
ウレタンクリアーEXのA液とB液を混ぜてEX塗料薄め液で堅さ調整します。
今回は、筆塗りなのでタレ防止の固めで塗って見ましょう。
塗って乾かし、また塗って．．．3度塗りしました。
今回、ガイド外して竿をバラしていないので接合部付近は、薄塗りにしておきます。
隙間に塗料が入って固まったら大変ですから。
乾かす時は、立てて置いておきます。
3日間で下から1本目、2本目、3本目のクリア塗装部分をすべて塗り直しました。
4本目からは、ブラック塗装されているがはげておりませんからそのままです。
4日目の仕事昼休み、やっと塗装が固まったので1,000番→1,500番と磨いて行きます。
最後は、車用の極細コンパウンドで仕上げます。
今回、筆が安物だったので筆の毛が何本か入って固まりましたが塗る前と比べるとかなり綺麗になっています。
さすが２液ウレタンです。缶スプレーなんかと比べものにならない堅さです。
下から2本目。
コンパウンド拭き残しして写真撮ってしまったので白くなっている部分有りますが拭けばパパの頭同然にピカピカですわ。
下から3本目もウレタンクリアで綺麗になりました。
コレが改造している前打ち落とし込み用の穂先です。
40年以上経ってもまだまだ現役のがま磯MARKⅡGOLD改です。
なお、今回の竿塗装は、自己流なので神経質な方は、ちゃんと調べて塗って下さい。
ウレタンクリアEXは、必ず専用のEX塗料薄め液が必要ですので購入する場合は、セットで買った方が良いです。
あと毛が抜けない筆 も必要！（笑）