数年前、脇差し(錆び身、刃こぼれ有り)を購入して刃こぼれの所までで研ごうと思い電動砥石(丸い砥石がぐるぐる回るヤツ)や
スピード調整出来るグラインダーでなどで色々やったら結果、600番でも刃に丸い線傷が付いてしまい
砥石で消すの苦労しました。
結果、手で研ぐのが一番と言う答えでした。
しかし、ずっと考えていたのですが電動工具で綺麗に刃物を研げない物か?
どんな電動工具が良いのか条件を考えると
1.砥石みたいに刃に研げる。
2.スピードは、遅い方が確実にじっくり削れる。
3.800番ていどの物で削る。
電動で砥石を前後に振れるように自作しようか?まで考えました。
しかし、条件を満たす良い物を見つけました。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
KK moon ミニ電動ベルトサンダー
この手の物は、色々有るのですがコレを選んだ理由は、ベルトが30mm×530mmで改造加工がしやすい鉄ボディーと言う事。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
はい!読めません。
775モーターを使っている事は、理解できます。
ステッカーなので取っても良いかと思うのですが。
スピード調整は、ACアダプターの電圧調整スイッチで行います。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
ベアリングがダメ言うレビュー有りましたが全く問題なかったです。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
ベルトは、30mm×530mmが各サイズで10本付属します。
なかなか30mm×530mmって売っていない代物なので互換性が有る物を探しました。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
uxcell 研磨サンドベルト 30mm x 535mm 800グリット 酸化アルミニウム砂ベルト 酸化アルミニウム研磨剤 ブラウン 5個入り
800番のベルトで30mm×535mmなのですが5mm長いだけなので装着可能と思い購入。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
けっこうしっかりした感じです。
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
5mm長くても問題無く装着可能でした。
KK moon ミニ電動ベルトサンダーを使って仕事場の包丁でも研いで見ましょう。
上の動画は、全く切れなくなったステンレス菜切り包丁ですが800番のベルトを使って簡単に復活しました。
面白いので仕事場のステンレス包丁を5本研ぎました。
800番のベルトで速度調整は、一番遅くしてゆっくりじっくり研ぐと良い感じです。
800番と低速と言う事で刃にも電動工具使用のキズは、付きません。
悪いところは、やはり少しパワー不足なのでモーター交換も視野に入れて色々改造しようかなと思う次第。