摸造刀は、数本有るのですがまたヤフオクにて中古購入しました。
NIKON D5 (60mm, f/16, 1/160 sec, ISO200)
大名仕様なのか?結構派手な摸造刀です。
NIKON D5 (60mm, f/16, 1/160 sec, ISO200)
購入したお目当ては、鮫皮(見える所だけ)の木製柄、真鍮切羽、真鍮、目抜き、はばきです。
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
中でも鮫側(エイ皮)を使用した木製柄は、かなり大粒の鮫側と思ったら...
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
なんと~~!親粒付き鮫側でした。(^O^)
木製(鮫側付き)摸造刀の柄が数個所有していますが、こんなの初めてです。
日本刀の柄についてよっと説明しますと
本当の日本刀柄は、なかごピッタリになるように作り鮫皮を1週巻いて柄巻きします。
しかし江戸時代でも1週巻かずに見える所(菱形部分)だけ鮫側を貼って柄巻きする貧乏拵えも存在したとの事でした。
当時、貧乏拵えの手法(見える所だけ鮫皮)で作られた柄は、現代では、高級摸造刀と居合い練習用だけです。
ちなみに安物摸造刀は、プラスチック柄ですから摸造刀振り回したら折れます。
摸造刀メーカーも高価な1匹の鮫皮を細かく切って使うと思うのですが数個作ると親粒入りが出来るのでしょう。
もちろんそんな親粒付きの柄は、高級摸造刀にと言うわけです。
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
下は、鮫皮を使った居合い用の柄ですが端っこの鮫皮なのか粒が小さい。
今回購入した高級摸造刀は、日本刀(真剣)の柄にしても恥ずかしくない仕様。←鮫皮巻きと比べると恥ずかしいですが。(^_^;)
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
では、刀身が入るのか?
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
そう世の中甘くない!
またチマチマ削らないと行けません。
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
良い事も有りました。
目釘孔ぴったりかも?
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/160 sec, ISO200)
さらにほぼ鞘に収まりました。
反りが摸造刀に近いので色々流用出来る日本刀です。