先日中古購入した東日(TOHNICHI) 1800QL3ですが使って見ました。
東日(TOHNICHI) 1800QL3の場合、N・mでトルクの設定の場合、几帳面には、ちょっと難しい。
前の記事でも説明したとおり東日(TOHNICHI) 1800QL3のメモリは、kgf・cmです。
1000kgf・cm=98.07N・mとちょっと頭の体操が必要。
最近では、KTCなどのHPにて簡単に変換出来るサイトが有るので楽ですが整備中いちいち変換しますか?
ホイール締め付けトルクを130N・nに設定したい場合、
NIKON Df (120mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO640)
後ろのロッカーを緩めて
NIKON Df (120mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO640)
何回も言うように1800QL3のメモリ表示は、kgf・cm2と言う単位です。
底の大きなダイヤルをグルグルグリップ上の窓を見ながら1200kgf・cm (117.68N・m)まで合わせて下の窓を100kgf・cm(9.81N・m)にします。
117.68N・m+9.81N・mで127.49N・mとなります。
几帳面な性格なら1325.63kgf・cm2に設定すると130N・mのはずですが副メモリは、20kgf・cm単位の調整しか出来ないので1320kgf・cmに設定すると130N・mに近い設定。
私みたいな適当な性格だとホイールナットで使うのだからkgf・cmとN・mは、約2%しか変わらないので1300kgf・cmなら130N・mと思っても良いかな。←2%は、誤差の範囲にしてしまう。
まったく頭の体操になってません!(笑)
設定したらロッカーを締めて作業にかかります。
NIKON Df (85mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO400)
我が家には、1/2インチソケットの在庫は、インパクトソケットしか無いのでGREATOOLインパクトソケットを使いました。
NIKON Df (90mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO400)
BMW 130iのリアタイヤは、255/35R18と言う一般的のタイヤより太いが85mmほどのソケットを使用して1300kgf・cm(127.4N・m)で閉められる事を確認。
NIKON Df (95mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO640)
次に21mmナットのビッグホーンです。
NIKON Df (34mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO400)
285/70R17と言うデカいタイヤに当たり測定できません。
まあ、なんとなくこの結果は、想像できておりました。
NIKON D5 (60mm, f/9, 1/160 sec, ISO160)
プロクソン(PROXXON) エクステンションバー 1/2″ 64mm No.83452
なるべく短い1/2インチ用エクステンションバーを探して購入。
ロングソケットと言う手も有りですが今回は、コレ使って見ます。
NIKON D5 (60mm, f/9, 1/125 sec, ISO160)
これだけ延長すればOK!
NIKON 1 J5 (10mm, f/9, 6 sec, ISO3200)
タイヤと隙間が出来て規定値にてホイールナットを閉める事が出来るようになりました。
ちなみにこのビッグホーンの締め付けトルクは、11-13kg(kgf・cm)と書かれております。(笑)
このトルクレンチメモリそのままでOKなのですが11-13kgってアバウトな表示にビックリ。
NIKON Df (120mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO640)
意外と知られていない事ですが作業が終わればプレセットトルクレンチの場合、最小数値にして内部のバネを伸ばした状態にて保管します。
このトルクレンチの中古購入価格は、2000円でしたが私なら十分使える範囲かと思います。
続きは、下記にて