今回のお話は、スリッドが深いベランダにてスピニングリールしか使えないママの落とし込みで使う道糸です。
スピニングリールしか使えないから初心者だと勘違いしたらダメです。
ママは、小さい頃から釣りをしていて昔からサビキ、３本針仕掛けで良く釣ります。子供が手を離れた今、パパと一緒にヘチ落とし込みを始めましたがパパより釣果上げているかもしれません。
竿は、現在がまかつ へちさぐり銀参郎M240を最近使っていますがまだまだ掛けてからスリッドでのやり取りが上手く出来ず大物を掛けるとラインブレイクの確率が多いです。
かと言ってドラグをガンガン出すと確実にスリッドに潜られ出てきませんからドラグも最小限にしか使えないんです。
今まで、色々な道糸を使っていますがコレと言うのに出会っていません。
①落とし込み用道糸 ナイロン 3号
私が落し込みで大物を狙う時の道糸です。
メリットは、落とし込み用なのでガイドを良くスベリ落ちやすい。
短いへち竿で魚が走った時でもある道糸が伸びてナイロンなのでショックを吸収してくれます。
デメリットは、スピニングリールで使うとベールを倒した時に道糸がパラパラ出やすくライントラブルに繋がります。
②PE 8本編み 1.5号
昨日まで使っていた道糸ですがメリットは、細くても直線ならナイロン4号同等の強さで巻き癖が付きません。
デメリットは、落とし込みで使うと塗れた時に落ちにくくガシラなどベタ底でたるませると当たりがわかりにくい。
そしてスリッドに入られると道糸にキズが付いたら一気に強度が失われます。
数日前も大きめのスズキが来て一度スリッドに入り出てきたらPE1.5号あっさりと切られました。
③一般的なナイロン道糸
安い投げ釣り用から高級磯グレ用を使ってきましたがコレと言う商品が無かったです。
ホームグラウンドは、上のような構造になっておりスリッドに入る確率が高く高級グレードのフロロハリス3号が一瞬で切られる場合も有ります。
今回釣具量販店で見つけたのが
山豊テグス（ヤマトヨテグス）ナイロン海上釣堀 4号50m
元々、海上釣り堀用の道糸なので海上釣り堀は、ドラグ出ても20mまでですから50m巻きで売られています。その分、お買い得なので使って見てダメだった時の出費も最小限に抑える事が可能。
今回は、海上釣り堀でなくベランダからのヘチ釣り（スピニングリール使用）でもちょうど良い長さでした。
さらに太さのラインナップも豊富です。
| ナイロン海上釣堀 50m | 号数 | LB. | メーカー希望 小売価格 |
JAN |
|---|---|---|---|---|
| 50m | 3 | 12 | 990 | 4990463044108 |
| 50m | 4 | 16 | 990 | 4990463044115 |
| 50m | 5 | 20 | 990 | 4990463044122 |
| 50m | 6 | 25 | 990 | 4990463044139 |
| 50m | 8 | 35 | 990 | 4990463044146 |
今回試しに4号を選択してみました。
私が使っている山豊テグスの耐摩耗落とし込み同様かわかりませんが同じ素材のスーパーナイロン100％で耐摩耗落とし込みは、3号までしかないですがナイロン海上釣り堀は、その上4号、5号、8号と有るので大物にも対応出来そうです。
まき直すので今まで使っていたPE1.5号を第一精工の高速リサイクラーで回収します。
ナイロン海上釣り堀は、50mしか無いので2500番深溝スプールだと下糸が必要となりますので方軸タイコリール下糸用に購入したヤマトヨテグス GAIM 5号を先に巻きます。
下糸は、半分位巻いたら良いでしょう。
下糸ガイム5号とスーパーナイロン海上釣り堀4号を結ます。
これで50mがスーパーナイロン海上釣り堀4号になりました。
最初は、糸癖が付いていないのでパラパラ出てしまうかもしれませんが少し糸癖が付くと解消されるでしょう。
2.4mのヘチ竿は、魚の突っ込みが強烈だと竿で受け止められる限界が低いのでその分ナイロンの収縮性を利用して受け止める感じです。
歳無しクラスのチヌの突っ込みでもPEより吸収されるメリットを引き替えに長期巻いていると糸癖が付きすぎて落ちにくくなると思います。