9年ほどママと仕事で堺の方まで行ったのですが
結婚記念日のプレゼントを忘れていたので良い包丁でもプレゼントしたいと思い
堺包丁ミュージアムに立ち寄りました。
そこでたまたま当番で来ておられた伝統工芸師の山本英明さんと長い事お話しました。
昭和9年生の山本英明さんは、私の亡き父と同い年だったし親子で職人と言う環境も同じでしたので話が盛り上がり私が刀剣が趣味な事もお話しさせて頂きました。
何度も一緒に喫煙所まで連れて行かれてとても面白いお爺さんだった記憶が有ります。
結婚記念日のプレゼントを忘れてココに良い包丁を買いに来た事を告げたら
隣の部屋にて山本英明さんのコレクションをちょうど展示してあり展示期間が終わってから展示していた菜切り包丁を譲って頂きましたが立派すぎてママは、使っていません。
今まで使ったのは、NHKサラメシの取材の時だけで日本刀同様に偶に私が椿油塗って保管しています。
さて、ここからが本題です。
娘達も手が離れ去年の夏から夫婦で本格的に趣味の釣りを再開しましたが大物釣ってもあまり大出刃使わず
63cmヒラメでも小出刃で裁くママです。
ネットで出刃包丁探すがやはり写真だけでは、判断が出来ません。
しかし、山本英明さん作の本当に良い出刃包丁は、5万円からですのでさすがに買えませんが英ブランドの比較的購入しやすい価格の出刃包丁を堺包丁ミュージアムネット販売で見つけ購入して見ました。
NIKON D5 (60mm, f/16, 1/250 sec, ISO200)堺包丁 山本刃剣 英ブランド出刃包丁 150mm
種類:出刃包丁
刃渡:150mm
刃の材質:鉄・鋼
柄:朴
片刃(右用)
15cmの出刃包丁なので大出刃でなく中出刃の部類になります。
小柄なママには、大出刃より中出刃の方が使いやすいと思っての選択でした。
NIKON D5 (60mm, f/29, 1/250 sec, ISO200)『英』は、山本刃剣 の登録商標となっています。
英の文字が刻まれていますが価格からして山本英明さん作でなく英ブランドとして売られている包丁だと思います。
もちろん堺の職人さんが作った包丁で有る事は、間違いないです。
NIKON D5 (60mm, f/20, 1/250 sec, ISO200)
堺包丁に限らずほとんどの日本の出刃包丁は、堅い鋼を柔らかい鉄で挟むのが一般的です。
すべて鋼で出来ていたら衝撃に弱く折れます、そして柔らかい鉄だけでは、切れません。
日本刀みたいな感じで切れ味と耐久性を持っている日本の包丁は、まさに職人が生み出した最高の包丁と言って良いでしょう。
NIKON D5 (60mm, f/16, 1/250 sec, ISO200)柄は、朴を使用しています。
コレで少しは、楽に魚を裁けたらと思う次第。
ママ、60cm以下やったら小出刃使うからな~。