今回は、魚をさばく包丁のお話です。
NIKON 1 J3 (17.5mm, f/5.6, 1/60 sec, ISO200)常連さんは、ご存じでしょうけどパパは、刃物にうるさいんです。
キャンプ用のナイフから日本刀(登録してあります。)まで自分で研ぎます。
そんなパパが安い包丁を買う場合でもめっちゃ悩んでしまうんです。
予算無いぞ~!
さて我が家では、ママ愛用の大出刃、中出刃、小出刃とそろっているのですが
NIKON D5 (60mm, f/6.3, 1/100 sec, ISO2000)魚をそのまま仕事場に持って来て熟成させてまかない飯で出す時...
パパ毎日愛用のダマスカスVG10割込ステンレス包丁じゃ魚をさばくのにイマイチでアラを叩き切っているとそのうち掛けそうです。
かと言って出刃包丁を魚をさばく度に家から持ってくるのも面倒で道中おまわりさんに職務質問されたらさらに面倒な事になります。(^_^;)
まあ基本的に正当な理由が有るので銃刀法違反には、ならないのですがそれでも説明するのが面倒くさいから持ち運ぶのは、あまりしたくないです。
自腹なので予算が少なくネットで予算内で探すと明らかにアカン包丁ばかりです。
中古でも良いから探して見よう~。
いきなりなんか良さそうな包丁見つけました。
中古ですが綺麗で出品者さん宅で長年眠っていたらしいのでコイツを購入。
堺誠司作 120mm 小出刃
堺とは、堺さんで無く堺市の包丁を表し、誠司と言う職人さんが作った出刃包丁です。
和包丁の銘ですが私は、手彫りした銘のが好きです。
プリントされた銘や判子のように一発プレスして銘を入れているのは、避けています。
包丁は、1本1本作品で有り自分の作った包丁に自信が有るから銘を入れる物だと思っています。
さて、何でも検索して調べる世の中ですが検索してもあまり情報が無い堺誠司作の包丁で中古品有るが新品は、もう売っていないので後を継ぐ方が居なくて廃業されたと推測します。
ちなみに近年、堺包丁は、海外で大人気でしてほとんどの有名な包丁の銘には、商標登録を取りブランド可して家族が引き継いでお爺さんやお父さんの銘を受け継いで販売している感じです。
さて届いた堺誠司作の小出刃を見てみましょう。
堺誠司別打と銘が刻まれています。
包丁の別打が詳しく無いので調べて見ると標準的な仕様の包丁より材質とか仕上げが異なるみたいでグレードが上と言う事らしいですが私が見る限り仕上げは、極上でなく普通に感じました。鋼の素材が青まで行かないにしても少し上級グレードだと信じたい。
NIKON D5 (60mm, f/18, 1/200 sec, ISO200)
届いた状態では、目に見えにくいが薄い錆びた場所が有ったので今までの油を落とすついでに薄錆びも落としました。洗剤+ミガキロン600番で1分だけ擦り綺麗です。
NIKON D5 (60mm, f/18, 1/200 sec, ISO200)柄は、木製+プラで安い和包丁の仕様。
NIKON D5 (60mm, f/18, 1/200 sec, ISO200)まかない飯で使うには、ちょうど良いです。
NIKON D5 (60mm, f/18, 1/200 sec, ISO200)大事に使わさせて頂きます。