私は、子供の頃から犬が好きで小学生の頃に雑種を2匹飼っていました。
結婚して5年ほどは、マンション(借家)でやっと15年前に今のマイホームを購入。
自分の家を購入したら絶対犬を飼いたかったので以前(2003年頃)TVで見た
動物保護団体から犬を譲り受ける事にしました。
NIKON D300 (95mm, f/6.7, 1/60 sec, ISO400)
保護団体から譲り受けたのが先日、亡くなったトラです。
生後6ヶ月位で譲り受け15才まで生きました。
そしてシェパードの迷子犬を一時保護していた事が有りその子が飼い主の所に戻り、
家族で大型犬もう1匹迎え入れたいと言う事になりました。
NIKON D3 (29mm, f/8, 1/200 sec, ISO400)
そこで里親募集ジモティーにて今度は、同じ関西圏の飼い主さんからワイマラナーの
バニラを譲り受けました。
元の飼い主は、購入したマンションが大型犬飼育不可能だと言う事を知らずにワイマラナーの子犬を購入してしまいマンション管理組合から退避勧告が出てしまったと言う理由でした。
生後8ヶ月位で引き取り12才まで生きました。
トラは、雑種ですがプロットハウンド系の血が有る感じで大きさは、若い頃、体重23kgでワクチンは、大型犬扱いでした。
バニーは、大型犬のワイマラナーですが雌なので雄と比べると少し小型でした。
こんな2匹を同時に散歩させる時、平時は、問題無いのですが当地方、普通に家の前に野生のイノシシが居たりするので散歩中出会ったら猟犬の血を引くトラとバニーは、完全に戦闘態勢になり2匹でイノシシに立ち向かうので押さえるのは、大変です。
でも人間(特に子供)には、とてもフレンドリーで外飼いですが本当に怪しい人間にしか吠えません。
犬は、とても賢い動物です。
野外飼育だから凶暴になるとか良く吠えるとかは、まったくの間違いです!
現に室内飼育の犬も、その家のリーダー(お父さん)にしか心を許さずその他の家族に噛みつく犬を知っています。
さらに室内飼育していて家で吠えてる犬もたくさん見かけます。
最近、野外飼育は、悪!見たいなネット上の記事をよく見ますが
ちゃんと躾けをして家族の愛情が有れば室外飼育、室内飼育関係無いと思います。
平均寿命もそうです。
室内飼育の方が寿命が長いと記載されているページを見ましたが
それは、違うと思います。
犬に愛情有るご家庭は、高価だが良質なフードを食べさせていると思います。
しかし、犬の餌代にそれほどお金をかけられなく安値のフードを与えているご家庭も有るかと思います。
良質のフードをバランス良く与えている割合が室内飼育の方が多いと言う事だと思います。
ワイマラナーの平均寿命は、10~12年ですが、バニーは、12才で乳腺腫瘍手術が老犬で出来なくなり亡くなりました。
雑種のトラは、15才であと3ヶ月生きれば長寿犬で西宮市に表彰される予定でしたが老衰にて亡くなりました。
どちらも大型犬としては、長い方だと思います。
野外飼育の犬は、免疫力と体力が有るから強い!と獣医さんも仰っておりました。
そんなバニーが亡くなり、トラが亡くなり...
やはりまた、保護犬の里親になろうと思うのですが審査が厳しすぎます。
バニーが亡くなった時に1件の保護団体に里親希望しましたが飼育環境が悪いと言われダメでした。
殺処分0を目指してボランティアで頑張っているのは、理解できますがもう少し審査基準を緩くしないと里親見つからないと思います。
現にバニーが死んでしまった2年前、私が応募した兵庫県の保護団体の方の所に居た保護犬が2年前から未だに『ペットのおうち』にて里子募集されています。犬の2年間は大きいと思いますがこの里親募集を見て本当に里親を探しているのか?なんて考えてしまいます。
まあ、里親に出して帰って来てしまったのかもしれませんが2年前と同じ写真なのは?
先月、仕事場のお迎えさん(200坪以上の豪邸、室内飼育の奥さん)も里子で長年飼育した雑種が亡くなりまた犬の里親を希望したが審査が厳しくダメだったのでジャーマンシェパードの子犬を警察犬訓練所から購入しました。
あの家だったら絶対幸せになれると思うのですが何故でしょう?と言う疑問も。
では、保護団体の審査とは、どのような物か?
1.住居形態(持ち家戸建て庭有り・庭無し・借家。マンションとか)
2.家族の同意
3.動物の飼育経験
4.先住犬が居る居ない
5.犬の飼育環境(室内サークル・室内フリー・野外フリーとか)
6.犬のお留守番の時間
これらは、里親申込時にだいたいアンケートととして記載義務が有ります。
そして、トライアル開始時に保護団体の方に実際に見に来られてチャックされます。
我が家の場合は、今回1~4をクリアしていると思います。
問題は、5.犬の飼育環境でして室内飼育出来ない理由に私の職業が関係してきます。
和菓子職人ですので仕事着に犬の毛1本でも付いていたらダメなんです。
お風呂の日とか台風とかの場合は、室内に入れますが数日は、出勤前コロコロで衣服の犬の毛を念入り取りますがそれでも仕事中に犬の毛が仕事着に付いている事も良く有ります。
基本的に飲食業界に働いている我々は、抜け毛の多い犬種を室内飼育出来ないんです。
コレを機会に我が家の野外飼育環境を紹介します。
SONY DSC-RX100M3 (8.8mm, f/1.8, 1/30 sec, ISO4000)
SONY DSC-RX100M3 (8.8mm, f/1.8, 1/20 sec, ISO6400)
我が家の、犬のスペースですが約10坪で約7坪分は、水で清潔に洗えるようコンクリート床でその上すべてルーフバルコニーとカーポートの屋根が有ります。
実は、この家をセカンドハウスにて建てた前持ち主は、愛犬ゴールデンレットリバーの為に外にかなり広く犬のスペースを確保しています。その後、2坪ほど物置小屋建てましたが。
寒さに弱いワイマラナーは、犬小屋に床下暖房装備していて
冬場は、ドンゴロスを3つ折りにした扉が付きます。
扉を開けると室内がかなり暖かい事を感じました。
この環境でバニーは、12才まで生きて最後は、乳腺腫瘍が内臓まで広がり亡くなりました。
NIKON Df (52mm, f/4.8, 1/320 sec, ISO2500)
暑さ対策ですがこの犬小屋は、セパレートで暑い夏場は、真ん中に隙間が出来る構造でファンにて犬小屋の熱気を飛ばしていました。
ちなみに我が家は、関西でも山の方なので平地より3~5度低いんですがファンや扇風機でもダメな犬は、スポットクーラーを犬小屋に取り付けても構わないと思っています。
NIKON D3 (24mm, f/6.3, 1/50 sec, ISO400)
そして約3坪は、土でオシッコ・ウンチは、隅っこでしていました。
穴掘りしていっぱい遊んでいましたね。
繋いでいるのを指摘する方も居るかと思いますがこのワイヤーの長さを見て下さい。
犬の居場所すべて行ける長さです。ワイヤーは、絡まらないようにあの手この手で自作して引っ張ったら縺れも一瞬でほどける仕組みになっています。
もう一つの土の場所がココです。写真は、梅雨時期でドロドロだったので人工芝引いています。
バニーのお気に入りでよくココからイノシシに吠えて追い払っていました。
こちらのワイマラナーの長い鎖もSUS鎖を溶接して自作しています。
こちらも犬の居場所(トラと半分づつですが)すべての場所に行ける長さです。
トラは、顔が触れあう距離にて調整しているのでトラのワイヤーを絡まる事は、有りません。
ワイマラナーを飼育して分かった事が有ります。
それは、走ったり、歩いたり、常に運動したがる犬種だと言う事!
毎日、7時間ほど歩き(時には、走り)ますが室内飼育の場合、運動できる部屋20畳以上が無いと無理だと思います。
我が家の外でも思い切り走る事は、出来ませんがそれでも室内より運動できます。
まあ、毎日7時間ほど散歩させたら良いのですが現実的では、無いですよね。
我が家に来た時、マンション室内飼育だった為に両前足の関節に直径3cmほどの腫瘍のような物が有りましたが我が家に来て1年も経てば自然に完治しました。
NIKON D3 (70mm, f/6.3, 1/125 sec, ISO400)
これだけの筋肉を維持するには、歩く必要が有るとワイマラナーの本能かもしれません。
常にリビングで家族と一緒に居るのも犬にとっては、良いかもしれませんが
毎日、野外で運動する事の方が大切な犬種も居るかと思います。
人間だって家の中ばかりで運動もしなかったら筋力も衰え寿命も短くなりますからね。
NIKON Df (24mm, f/5.6, 1/20 sec, ISO1000)
野外飼育ですが仕事から帰宅すると散歩に行きココで妻とビール飲みながら犬と遊ぶのが日課でした。
休日は、車の整備や工作を良くしますので常に犬は、横に居て工具を片付け始めると散歩に行けると喜んで寄ってきます。
以前2匹飼いの時は、お互いの鎖とワイヤーが絡まないギリギリの約5mほどの鎖やワイヤーで脱走防止して左右に歩けるから10m(車の長さ2台分)歩ける状態でした。ワイヤーは、時々力強く引っ張るとまっすぐになるのですがトラが老犬になり力が弱くワイヤーが絡まるようになったのでドッグフェンスを設置したのですが
コレは、もっと早くやっておけばと後悔しました。
こうする事によって2匹飼いの時、片道20mほど歩けたし追いかけっこも出来たと思います。
もちろんワイマラナーは、この高さ簡単に飛び越えるのでもっと高くしないと行けませんが。
しかし、家の前を通る方々すべてが犬好きとは、限らないのでクレームも出るかもしれません。
あと外が大好きな犬も居る事を理解して欲しい。
2匹ともお風呂入れるため室内に入れても3時間もしたら外に行きたがり、
外に出してやると室内に入ろうとしません。
我が家の外は、県道の歩道に面しているので色んな人間、犬とフェンス越しに触れあっていた感じです。
朝早くから近くの病院に行くお爺さんにおやつ貰ったり、学生さんに触られたり、
あの犬好きで有名な元阪神野球選手とワンちゃんとも中が良くてフェンス越しに臭いかぎ合っていました。
トラは、自分のフードを土の上に数個置いて野鳥やカラスが食べるのを遠くで見ていると言う光景もよく見ました。←コレ動画に撮っておけば良かったですわ。
話は、それましたがもう一つの問題は、6.犬のお留守番時間です。
夫婦共働きなので犬が一人になる時間が8時間ほど有ります。
これは、娘3人が居ない状況を仮定して8時間と記載しました。
車で5分の所に有る仕事場から何か有れば駆けつける事も可能ですが生活の為に
仕事は、しないと良質なドッグフードも買えません。
老犬になった時に何十万円の治療費も払えません。
裕福な家庭で家に常に居る専業主婦しか犬を飼育する資格が無いのでしょうか?
と疑問を感じます。
そもそも大型犬希望な我が家ですが大型犬って雑種は、少なく
聞いた事が有る犬種ばかりなので里親応募数も多い感じです。
じゃあ~。私が引き取らなくても誰かが引き取るのだから
里親にならなくても良いのでは?と考えるようになってきました。
子犬購入の方も考えて行きましょう。