NIKON D5 (60mm, f/16, 1/125 sec, ISO320)

先日、ニッケル亜鉛充電池(単三)を購入してみました。

 

 

ニッケル亜鉛充電池の歴史は、古くSONYのディスクマンで使われていたとか。

なぜ現代では、中華制しか無いのがよく分かりません。

 

NIKON D5 (60mm, f/16, 1/125 sec, ISO320)

このニッケル亜鉛充電池は、充電すると18.39Vも有るんです。

そこでハンディー無線機で使用すると送信パワーは、上がるのか検証してみます。

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

検証は、ニッケル亜鉛充電池、ニッケル水素充電池、アルカリ乾電池の3種類。

単三リチウムイオン充電池も中華制で販売されていますが要領が少ないらしいので今回は、購入しておりません。

 

測定には、COMET CMX-400にダミーロードを付けて計ります。

 

テストするハンディー無線機は、STANDARD C510

3本の電池使用時3.3V~5.5Vまで動作可能で新品だとアルカリ乾電池で1Wの出力ですが古いので多少落ちています。

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

アルカリ乾電池は、3本で4.82Vです。

100均ですが1本で1.6V出ています。

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

430MHz帯では、900mW

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

144MHz帯では、950mW

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

ニッケル水素充電池は、最近購入したTOSHIBA製で3本直列で4.39Vでした。

1本当たり1.46V出ているので1.2Vのニッケル水素充電池としては、優秀です。

 

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

430MHz帯では、900mW

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

144MHz帯では、950mW

 

ココまでは、アルカリ乾電池とニッケル水素電池では、あまり大差ないですね。

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

ニッケル亜鉛充電池は、3本で5.52Vでした。

1本当たり1.84Vとダントツで高出力です。

STANDARD C510の電池動作電圧範囲5.5Vを0.02V超えていますが短時間のテストなのでこの位なら問題無いかと思う次第でテストします。

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

430MHz帯では、1W出ました。

 

NIKON D5 (60mm, f/7.1, 1/30 sec, ISO1000)

144MHz帯では、1.2W位出ている感じです。

と言う事でニッケル亜鉛電池は、充電満タンで1本1.8V位有りますがハンディーアマチュア無線機では、動作電圧範囲ならアルカリ乾電池より出力が上がる事が分かりました。

 

ただ、このニッケル亜鉛充電池は、再充電する事にだんだん電圧が落ちてくるレビューも有りましたので参考までにと思います。

 

 

「アルカリ電池、ニッケル水素電池、ニッケル亜鉛電池でハンディーアマチュア無線機の出力が変わるのか検証して見た。STANDARD C510」に2件のフィードバックがあります

    1. あくまでも新品満タンの電磁と言う事です。
      30分の仕事昼休みでの検証なのでじっくり検証する時間がありません。

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