和菓子職人のDorayaki-papaです。

今年の年末は、新人が辞めてしまい人手不足で大変でしたが5年間私の下で働いている弟子が頑張り何とか仕事をこなせました。

大晦日22時には、仕事納めが出来たので色んな方々に感謝です。

 

さて年末の餅つきは、通常30日に行うのが和菓子職人の仕来りです。

29日に餅をついたら、九(苦)が付くと言う事で30日の餅つきをするのが一般的。

餅米20升を蒸籠で蒸してお客様の鏡餅や小餅を作りました。

我が家用には、1升の鏡餅と小餅や餡餅を大晦日に持ち帰り鏡餅を飾り付けます。

保存料や防腐剤を入れていない鏡餅って鏡割りの時にカビがどうしても付きますから

和菓子職人の私が考えた鏡餅がカビない飾り方を教えます。

用意するのは、割り箸!

NIKON Df (45mm, f/5, 1/60 sec, ISO800)

カビが発生するのは、湿気が有るからなので風通しを良くすればカビを最小限に抑えられます。

鏡餅お表面は、乾燥して行くのでカビが発生しませんが置いている底には、湿気が残るのでカビますから割り箸で鏡餅の底を持ち上げ湿気を押さえます。

 

NIKON Df (35mm, f/5, 1/60 sec, ISO800)

さらに上下の鏡の間にも切った割り箸を置きます。

 

NIKON Df (40mm, f/5, 1/60 sec, ISO800)

割り箸を置く事で隙間が出来て餅が湿気る場所を無くします。

年神様の鏡餅は、床の間に置くのですが我が家は、床の間が無いので電子ピアノの上に飾りました。

 

NIKON Df (50mm, f/5, 1/60 sec, ISO800)

あと、火の神様用に小さい鏡餅(小餅2段)を飾り

 

NIKON Df (42mm, f/5, 1/60 sec, ISO800)

水の神様には、水槽お上(水槽が無ければ水を使う水道近くで良い)

 

今年1年色々有りましたが何とか新年を無事に迎えられる事に感謝です。

 

 

 

 

 

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