先日、フロントフォークオイル交換時に不注意で前輪を固定するスタッドボルトが折れてしまいました。
今回レストアする前も1本折っています。
簡単に抜けたのでボルト入れて置きましたがオフロード乗りは、パンクや整備が多いので良く外す場所なので細いスタッドボルトなので開け閉め何回もすれば強度は、低下してそのうち今回のようにそれほどトルクをかけていなくても『カキッ!』と折れる事も有ります。
なぜココが昔からスタッドボルトなのか?
だいたい私の経験上折れるのは、ナットがかかる方なので残ったスタッドボルトをプライヤーなどで取って外してM6ボルトなどで応急処置がしやすいからだと私は、思います。
ココが普通のM6ボルトで林道パンク修理時に下の方で折れたら最悪残ったボルトをプライヤーなどで掴む事も出来ず車載工具では、取れない状況になります。←考えると恐ろしい~!(*_*)
そんなスタッドボルトなのですがkawasaki KDX220純正部品のパーツリストに載っていないんですよね~?
同年代のKLXなんかも見てみましたが無かったです。
それほどトルクをかけない場所なのでスタッドボルトなら何でも良いと思いますが雨に当たる場所なのでユニクロムメッキのボルトが望ましいですね。
なおSUSボルトは、下の方で折れた時、ドリル入れにくいから私は、避けています。
そこで考える...スタッドボルトだったら他車でも良いのでは?
ボルト スタッド 6X22 92900060220E
モノタロウで探したのがHONDAボルト スタッド6X22 92900060220E
1本55円と安かったので購入して見ました。6×22と有りますが太さ6mmで
溝が掘られている所が22mmとなります。
Kawasaki(I/X)ナット フランジ 6MM 92210-0630
フランジナットは、Kasasaki(I/X)ナット フランジ6mm 92210-0630
こちらは、1個73円
KDX220に合いそうですので交換してみます。
付いている古いスタッドボルトは、ダブルナットで外しました。
外したスタッドボルトの長さは、こんな感じで今回購入したスタッドボルト6X22 92900060220Eとほぼ同じ長さでした。
KDXのスタッドボルトよりネジ切っていない場所が短いですが折れた時、何とかプライヤーで掴む事が可能かと思います。
新しいスタッドボルト入れますが折れて外す時の事を考えるとネジロック材は、使わない方が良さそうですね。
ダブルナットで軽く締め込みました。
4本交換して何か気持ちよい!
KDX2220SRのサービスマニュアルによるとT2(トルク表示が有ります。)
T2は、9.8Nmです。
私も持っているデジタルトルクレンチでは、9.8Nmの設定が出来ないので10Nmで締めて見ましたがこんなに軽くて良いのかと言う締め付けトルクでした。
4本新品スタッドボルトに交換して今晩のレストア作業は、終了です。
外したスタッドボルトと応急処置したボルトは、林道でパンクした時の為に予備でバイクツールボックスに入れておきます。
スタッドボルト折れて私のように代用のボルトを入れている方多いと思いますが林道でパンク修理時にボルトが下で折れる事を考えるとスタッドボルトに交換して置いた方が無難です。