NIKON D5 (60mm, f/18, 1/125 sec, ISO200)
私が所有している日本刀の刀なのですが前のオーナーが刃引き(切れないようにしている)しているので全く切れません。
日本刀は、やはり刃物ですから切れるようにしたいです。
では、どうすれば切れるようになるのかと説明しますと
刃の部分だけステンレス包丁みたいに研ぐと簡単に切れるようになりますがコレでは、日本刀台無し!
何も知らない頃、脇差しでやてしまって砥石で整形するのに半年位かかりました。
やはり今までの経験を考えると右側の形。
NIKON D5 (60mm, f/16, 1/125 sec, ISO200)
1ヶ月前に錆を発見して早く何とかしなければと言う事で...
NIKON D5 (60mm, f/14, 1/100 sec, ISO200)
秘密兵器を購入。
NIKON D5 (60mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO1600)
最初から細かい800番で整形します。
コレならちょっとした手違いで大きな傷を作る事が無いですが少しずつ削るので大変だと思います。
砥石でやるよりかは、絶対早いと思う。
NIKON D5 (60mm, f/5.6, 1/500 sec, ISO1600)
ある程度削ったらハマグリ刃を直した時のようにマジックで印を付けます。
NIKON D5 (60mm, f/5.6, 1/800 sec, ISO1600)
このマジックの印が消えたらOKのはずです。
NIKON D5 (60mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO1600)
このベルトグラインダー1時間ほど使ったらACアダプターがかなり熱持っていますのでハンディー扇風機で冷却しながら作業を進めます。
NIKON D5 (60mm, f/5.6, 1/125 sec, ISO1600)
800番のベルト5枚使って2時間ほど削りました。
やっと切れない包丁くらい切れるようになった。
後の仕上げは、やはり砥石でやりたいので今日は、ここまで。
NIKON D5 (60mm, f/13, 1/125 sec, ISO200)
仕上がりは、今まで色んな電動工具を使ったが一番です。
NIKON D5 (60mm, f/18, 1/125 sec, ISO200)
錆びないように刃物用椿油塗って仕舞います。
次は、また今度!
何度も言いますが価値の有る日本刀は、プロに任せるのが一番です。