13年前、ニュートラルに入らなくなったKDX220SRを今更レストアする事にしました。
色んな記事が有るので『おっさんのバイク』書庫をご覧下さい。
今日は、KDX220SRに付けるリアキャリアのお話です。
１３年前は、こんな感じでリアフェンダー直に荷物を括り付けていましたがリアキャリアが欲しくなってしまいました。
若い頃は、エンディーロレース主体でしたから純正キャリアなんか邪魔な物は、車両購入後すぐにポイしましたが今となっては、体力的に林道くらいしか行けないと思います。
KDX220SRは、1996～2000年に販売された最後のカワサキ製フルサイズ2ストオフロード車ですが2023年現在で生き残っている車両は、本当に少ない。
純正パーツも廃盤が多いので新品リアキャリアなんて皆無ですね。
新品では、RIDINGSPOT （ライディングスポット）のリアキャリアしか選択の余地が有りません。
このキャリアは、幅広で荷物を積む場合最高ですが荷物を積んでいない時が格好悪く思えてしまいます。
その点、最近のリアキャリアは、すらっとしていて格好いいですね～。
もちろんそんなリアキャリアなんかKDX220SR用で過去にも販売されていませんから中古も出てきません。
そこで思ったのが同時期から長い事販売されていた
KLX250SRと互換性は、無いのでしょうか？
最初は、amazon（中国発送）やアリエキスプレスで売っているKDX250SR用安物鉄製キャリアを買おうかと思っていましたが中古パーツ販売店で良さそうな物を見つけました。
ALPHATHREE リアキャリア 【KLX250/Dトラッカー(2008-)】
なかなかスタイリッシュなキャリアですが新品KDX250/D用RIDINGSPOT キャリアとあまり変わらない価格でちょっと悩みました。
私が購入を決めた理由は、この溶接を見たからです。
この溶け込み具合から見てアルミ製だと思ったんですが到着して実物を確認するとやっぱりアルミでした。
ステンレスボルトとアルミ（アルマイト加工）で出来ているから作りは、かなり高級なキャリアですね～。
前側の固定は、シートの後ろボルトですがカラーを入れなかったら約23cmでカラーを入れたら21cmです。
出っ張り削れば最大25cmでも行けそうなので調整の自由度が有ります。
後ろ側の固定は、例のごとくフェンダー下のフレームですがちょっと幅広な感じですね。
仕事が終わって取り付けしてみます。
KDX250よりKDX220の方がシート固定ボルト間隔が細かったのでワッシャーやカラーを入れて調整します。
次は、リア側のフレームに取り付けです。
買ったばかりのUFOリアフェンダーに穴開けします。
そして下のフレーム穴も違ったのでそのままフレームもボルト穴を作りました。
フレームとフェンダーには、1.5～2cmほど隙間が有ったので適当なナットを２個カラー代わりに入れました。
フレームにキャリア後ろ側も固定完了。
シート側（前側）は、リア側のカラー＋3mmカラーを使ったらちょど良かったです。
リア側フェンダー上は、適当なステンレスナットをカラーの代わりに入れました。
このスタイリングを見ると多少高価な中古でも買って良かったと思いました。
テールランプも後ろから十分見えるのでOK！
タンデム時に取ってとしても十分な強度です。
積む物無いから工具箱を積んでみましたがかなり安定しております。
何も積んでいない時でもコレだけスタイリッシュです。
実用性も大事だが格好良さも大事だと思うオッサンですわ。