最近鉄に関して色々勉強中です。
さて先日紹介した二十数年前に購入した工作ナイフ(電工ナイフと言うらしい)が錆びていたので
グラインダーで磨きましたのでピカピカ刃身になっております。
本音は、実験する為にピカピカにしました。
ブルーイング液(ガンブルー液とも言う)をヤフーショッピングにて購入。
この液を付ければ一瞬で鉄に化学反応を起こし黒錆を作れる代物。
赤錆と違い黒錆は、鉄を保護するのに良いらしい。
もともとこの液は、拳銃(アメリカでは、本物、日本では、モデルガン)に使用されるみたいです。
あとゴルフクラブを処理する事も有るみたいで刃物では、釜や鉈の刃じゃない黒い所の処理なんかされていますね。
原液だとかなり真っ黒になるみたいなので真っ黒にしたくない場合薄めて使います。

適当にブルーイング液5gに対して水10gで薄めてみました。

パーツクリーナーで油を落としてから鉄の電工ナイフに塗ると一瞬で真っ黒ですね。
黒錆が簡単に出ました。
このままでは、イマイチの見栄えなのでここからが私の実験。
せっかく付けた黒錆を今度は、良い感じに取ります。
車の塗装用液体コンパウンドを使ってみましょう。
ゴシゴシするとめっちゃ黒錆が取れてムラムラが均等な色に。
こんな感じで出来上がりました。
刃の部分は、砥石じゃなく簡単にグラインダーにフェルトを付けて磨いております。
写真の撮り方でまったく違う感じになります。
上の電工ナイフを同じなのですが撮り方を変えただけ。
目で見る感じでは、撮れませんでした。
写真より明るく青い感じです。
常連さんなら次に何するかもうおわかりですよね。 ←わからない方は、この書庫を見て下さい。
あれをブルーイング処理した方ってさんざん捜しましたがネット上にいないんです。
この実験で良い感じが出そうなので頑張って見たいと思います。
そうそう炭素量の違いで色が変わるとも報告が有るのでこれまた楽しみです。

「電工ナイフのブルーイング処理 (ガンブルー液)」に2件のフィードバックがあります

  1. SECRET: 0
    PASS:
    錆びで錆びを制する。
    なるほど、これは知りませんでした。ワタシの知ってるのはソフト99のさびチェンジャー。アカサビをクロサビニ替えるあれです。それと黒染めと言われる処理がドライバービットに施されてるのがhこれなのかな?
    覚えておこう。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    プラドおじさん>
    私も最近勉強した所です。
    確かに黒錆処理された製品って多いです。
    鉄ならこの液で何でも黒錆になりウレタン塗装より強いと言う事もわかりました。

    包丁も有りなので暇つぶしに1本いかがでしょうか?
    雨が当たるクロカンバンパーには、不向きですが。(笑)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です