本日は、ですね。
まあ、ぼちぼちお仕事しております。

これ以前撮ったメジロです。
さて本日は、上のメジロが関係するお仕事のお話です。
この時期、上生菓子は、春の物を色々作ります。

これ一応...は、うぐいすなんです。

一般的に和菓子職人が作る型で布巾絞りで形を作ります。
作っている本人(私)は、メジロやん!と思ってしまう。
どう考えても頭の中は、メジロを作っていると思っています。
でもね...
お茶の先生:『うぐいす可愛いですね。これ下さい。』
と言われると『うぐいす...おいくついたしましょう?』
とっ言ってしまう。
けしてお客様にメジロウグイスの違いを説明するバカでは、御座いません。
いっその事、こうしたら... ←試しに作りました。
は、うぐいすではなくめじろになるでしょうけど...
しかしお客様は、めじろ言われても
のイメージがわかないでしょう。
だから作りません。

本当は、どう見てもメジロなんですがね~~。

去年撮った写真です。
これがウグイスです。
似ているのは、ゴマで作った目だけ。
侘び寂びの世界は、ややこしいんです。

今日は、雨だから早くお仕事終わらせて帰りましょう。


「和菓子の鶯(うぐいす)って...。(∋_∈)」に4件のフィードバックがあります

  1. SECRET: 0
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    いいじゃないですか、季節を表すものですから。
    そう、細部にこだわらなくても。

  2. SECRET: 0
    PASS:
    プラドおじさん>
    そこなんですよね~。
    きっとこの型は、数百年和菓子職人の中で受け継がれています。
    だから鶯で良いんです。(笑)

  3. SECRET: 0
    PASS:
    メジロさんの方がうぐいす色ではないですか?^^
    和菓子って美味そう~

  4. SECRET: 0
    PASS:
    もりたさん>
    事実は、そう言う事です。(^_^;)

    うぐいすとめじろの問題は、色んな説が有るんです。

    歴史学者でないので何が本当なのかわかりません。

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